お米ははつしも 特徴・味わい・コシヒカリとの比較・おすすめ料理
数ある品種の中から岐阜のブランド米、はつしもの特徴や味わいについて解説します。
メジャー品種のコシヒカリと比較してみたり、はつしもに合う料理などもご紹介したりしますので、産地や品種などにこだわってお米を探している方はぜひ、参考にしてください。
岐阜のお米「はつしも」の特徴と
味わいを解説!
「はつしも」は、岐阜県のブランド米です。岐阜県の美濃地方で栽培され、その大半が県内で消費されていることから「幻のはつしも」と呼ばれることもあります。
はつしもを栽培するには、比較的粘土質で地力のある、海抜の低いエリアの土壌が適しています。そのため岐阜県内でも、木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)の下流域にあたる、美濃地方でのみ栽培されているのです。
はつしもは晩成種で、その名のとおり初霜が降りる11月頃に新米が食べられます。もちろん、その頃のお米が最も美味しく食べられますが、はつしもは梅雨明け以降も味が落ちにくいという特徴があるため、年間を通して安定した食味を保つことが可能です。
やはり1年中お米を美味しく味わえるというのは魅力的だといえるでしょう。
はつしもは大粒で歯ごたえがあり、噛むと口の中でほどけて適度な甘みを感じられます。粘りは少なめで、飲み込んでもなお余韻を感じられる味わいが特徴的です。毎日食べても飽きのこない美味しさですし、冷めても美味しいというのも嬉しい点だといえます。
そんなはつしもは、プロの料理人からも高い評価を得ています。
比較してみた!はつしもvsコシヒカリ
では、日本でも指折りのメジャーなブランド米であるコシヒカリと、はつしもの特徴を比較してみましょう。
はつしもには適度な弾力があって、コシヒカリと似ているところもあります。しかし、まずお米の見た目が全然違うのです。どちらもツヤのあるお米ですが、断然はつしもの方が大粒なのが特徴だといえるでしょう。
また、どちらのお米にも弾力がありますが、コシヒカリは柔らかく炊き上がり、はつしもの方がやや硬めに炊き上がります。そして、甘みがあって粘りの強いコシヒカリに対して、はつしもは甘みも粘りも程よくクセのない香りなので、コシヒカリよりもさっぱりと食べられるのです。
はつしもはどんな料理に合う?
では、はつしもはどのような料理に合うのでしょうか。
なんといってもはつしもは、甘みも粘りも程よくて、さっぱりとした味わいですので、様々な料理と合います。
白飯としてももちろん美味しく食べられますが、粘りがそれほど強くないので、丼物やカレーライス、オムライスに炊き込みご飯、炒飯などにもおすすめです。
また、はつしもはすし飯としても高い評価を得ています。これは、冷めるとさらにツヤが増してモチモチになるという、はつしもの特徴がなせる業です。
はつしもは冷めても美味しいので、家庭で楽しむ手巻きずし、それにお弁当やおにぎりなどにもピッタリだといえるでしょう。
米屋が解説!岐阜県産「ハツシモ」の歴史と栽培への取り組み
岐阜県の自然が育んだ「ハツシモ」は、日本各地で愛されるブランド米の一つです。その背景には長い歴史と、農家の方々の熱心な栽培への取り組みがあります。
今回は、ハツシモの歴史と栽培方法について掘り下げてご紹介します。
ハツシモは、昭和の時代に岐阜県の農業試験場で開発されました。当時、日本は食糧増産を目指して多品種の米が開発されていた時代です。その中で、ハツシモは耐病性と品質の高さが評価され、岐阜県の特色ある米として定着しました。
栽培においては、ハツシモの品質を守り、さらに向上させるために、農家の方々は土作りから丁寧に取り組んでいます。良質なハツシモを育てるためには、水はけの良い肥沃な土壌が必要です。農家の方々は地元の自然条件に合わせた栽培技術を駆使し、年間を通じて土壌管理を行っています。
また、ハツシモの栽培は環境にも配慮されており、化学肥料の使用を抑えるなど、持続可能な農業への努力も進められています。これにより、自然豊かな岐阜の土地を守りつつ、品質の高いハツシモを生産することが可能になっています。
ハツシモの生産者たちは、稲作の伝統技術を守りながらも新しい栽培方法の研究にも力を入れています。例えば、水管理や品種改良を行い、より良い味わいのハツシモを目指しているのです。
ハツシモを通じて、岐阜県の農家の方々の献身的な努力と、米作りへの深い愛情を感じることができます。岐阜の米屋「株式会社 森ライス」では、そんなハツシモの背景にあるストーリーを大切にしながら、お客様にお届けしていきたいと考えています。
岐阜のお米「はつしも」は
プロも認めた幻のお米!
お米にはたくさんの品種がありますが、この記事では岐阜県のブランド米、はつしもに注目し、その特徴や味わいについて解説しました。また、メジャーなブランド米のコシヒカリとも特徴を比較してみましたが、比較するとその違いがよくわかるのではないでしょうか。
はつしもは白飯としてだけでなく、様々な料理に合いますので、産地や品種などにこだわってお米を探している方は本記事を参考に、ぜひ、1度召し上がってみてください。
岐阜のブランド米「はつしも(ハツシモ)」なら米屋「株式会社 森ライス」の通販
岐阜の米屋「株式会社 森ライス」では、北海道から沖縄まで全国のご家庭へはつしも(ハツシモ)をお届けします。豊かな自然環境に配慮しながら、長年培ってきた栽培技術によってふっくらとした粒立ちと甘みのある味わいを引き出しています。
はつしもは1kg・5kgでご用意しています。送料は商品の重さや配送先によって異なり、送料はこちらのページからご確認いただけます。全国からご注文いただけますので、美味しいお米をお探しの方、はつしもを試してみたい方は、ぜひ通販サイトをご利用ください。
プロも認めた幻のお米「はつしも」に
興味のある方は株式会社 森ライスへ
会社名 | 農業生産法人 株式会社 森ライス |
---|---|
代表 | 森 淳一 |
所在地 | 〒501-3114 岐阜県岐阜市芥見大船1-26-2 |
電話番号 | 058-243-5377 |
FAX番号 | 058-374-3676 |
メールアドレス | gifunokome@moririce.co.jp |
営業時間 | 8:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |