【岐阜】ブランド米を通販で購入！ブランド米の基準や特A米について

ブランド米の定義

ブランド米という言葉に、特別に美味しいお米というイメージを抱く人は多くいらっしゃるでしょう。もちろん、ブランド米には「食味に優れた特別なお米」という意味合いもありますが、厳密に基準があるわけではないため、単一銘柄のみをパックにして売っていれば品種を問わずブランド米と表現できます。
ブランドには、銘柄そのものと、銘柄と産地を紐づけたブランドという意味があります。

・知名度が高く、評価も高い銘柄を指す場合
「コシヒカリ」「あきたこまち」「ササニシキ」といった昔からあるお米と、「ななつぼし」のように品種改良されて評価を上げているお米があります。

・特定の産地とそこで栽培される銘柄を紐づけた場合
お米は昔から日本人の主食で、多くの地域で作られてきました。稲作には天候や気温、水などの状況が大きく影響しますので、その地域に合うよう品種改良され、栽培されてきたのです。
銘柄だけでなく栽培した地域も重要な要素です。「新潟県魚沼産コシヒカリ」や「岐阜県美濃ハツシモ」「佐賀県産さがびより」のように、栽培地と品種を紐づけたブランド米が各地にあります。

お米は各地で品種改良が行われ、銘柄が年々増えています。中にはいくつかの銘柄を混ぜ合わせたブレンド米もありますが、ブランド米は100％一つの銘柄のお米であるという意味のため、ブレンド米と区別する際の参考にしてください。

美味しいお米「特A米」とは

「食味ランキング試験」は、一般社団法人日本穀物検定協会がお米の美味しさを評価する試験です。1971年（昭和46年）産米から行われ、選抜訓練した専門評価員20人が基準対象米のコシヒカリのブレンド米と試験対象米を外観、香り、味、粘り、硬さの5つの評価軸で比較、採点します。試験の中で最も高く評価されるお米が、特A米です。

基準対象米と同等を「A’」（エーダッシュ）として以下の5段階評定で示し、試験結果はすべて公表されています。

• 特A：特に良好
• A：良好
• A’：基準対象米と同等
• B：やや劣る
• B’：劣る

食味ランキング試験の対象になるためには、次の条件が必要です。

• 栽培している都道府県の奨励品種であること
• 作付面積が基準以上であること

試験の結果は流通しているお米の味をすべて保証するわけではありませんが、参考にすると購入するお米を絞り込めます。また、新しく流通したお米の味や粘りなどの傾向を知りたいときにも、食味ランキング試験の結果をチェックするのがおすすめです。