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ハツシモを通販でお試し購入!米作りの流れ・価格が決まる仕組みとは?

ハツシモの通販なら!お米の価格決定の仕組みもご紹介

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お米は日本人にとってとても身近な食べ物です。しかし、お米の値段がどのように決められているか、どうやって作られているかについて知っている方はあまり多くありません。

今回は、お米作りの全体的な流れと、価格が決まる仕組みについてご紹介します。

お米作りの流れ

田植え直後の田んぼ

日本人だけでなく、世界中の人々が食べているお米ですが、年々日本での消費量は減少傾向にあります。また、消費量の減少により米作りに従事する人も減少しているため、お米の作り方を詳しく知っている人は少なくなっているのです。ここでは、世界に愛される米作りの流れについてご紹介します。

月ごとにみる米作りの流れ

米作りには膨大な時間と作業が必要で、機械化が進んだ現代においても決して簡単には作れません。

米ができるまでには大まかに、種もみの準備→土づくりと苗の育成→田植え→田んぼと生育の管理→収穫して乾燥→精米という工程が必要になります。

それぞれの工程を月ごとに表すと、以下の通りです。

年月 工程 内容
3月 種もみの準備 美味しいお米になる良い種もみ(お米の種)を選び、選んだ種についている雑菌を消毒したら、袋に詰めて芽が出るまで2週間待ちます。
4月 田んぼづくり/苗の育成 田んぼの土を耕しつつ、芽を出した稲の苗を育苗箱に移し、ビニールハウスで温度管理しながら育てます。
5月 田植え 耕した田んぼに水を入れ、混ぜながら表面を平らにならす「代かき」を行い、育った稲の苗を植えます。
6月 田んぼと生育の管理 稲の生育具合を確認し、気温や天候の状況によって田んぼの水量を調整したり、稲がより生長するように稲同士の間に溝を掘る「作溝」を行ったりします。
7月 田んぼと生育の管理 ある程度稲が生長すると、田んぼにある水を抜き、土壌を乾燥させることで、稲の根に酸素を補給します。これを「中干し」といい、数日おきに繰り返します。また、田んぼの状況を確認しながら、肥料を追加する「追肥」を行い、稲を均一に成長させます。
8月 田んぼと生育の管理 1年の中で最も気温が上がるこの時期は、いもち病や様々な害虫が発生しやすくなります。そのため、ルールに沿った薬剤散布を実施することで、虫や病気から稲を守ります。
9月 稲の収穫(稲刈り) 稲穂が地面に垂れるほど実ったら、いよいよ稲を刈っていきます。一般的にはコンバインと呼ばれる稲刈りと脱穀を同時に行う機械を使用します。
※脱穀:稲からもみだけをとること
10月 稲の乾燥と精米 収穫した稲を乾燥機で乾燥させ、乾燥したもみを玄米に加工します。その後、選別する機械によって米の粒を揃え、農協のチェック後、出荷されます。
10~2月 田起こし 秋頃には、稲刈りを終えた田んぼに稲わらを混ぜこみ、来年の土づくりを始めます。次の年の春頃には、田んぼに生えた雑草を再び地面に混ぜ込みながら耕します。

上記のように、田んぼの土づくりから始め、米を種もみから育てると収穫までに1年近くかかります。

米の価格が決まる仕組みとは?

大量のお米

1年以上丹精込めて作られたお米は農協のチェックを受けて市場に出荷されますが、この出荷されたお米の価格はどのようにして決められているかご存知でしょうか。

ここでは、作られたお米の価格がどうやって決定されるのかご紹介します。

昔はお米の価格が不安定

歴史の教科書にもあるように、江戸時代には領主の土地をお米の収穫量(石高制)で測り、税の一つとしてお米を納める(年貢)など、お米の価格は日本の歴史において非常に重要となってきました。

また、江戸時代のような大昔だけでなく、ほんの50年前には「食糧管理制度」によりお米の値段は政府が決めていたのです。

これは、政府が農家からお米を高く買い上げ、消費者に安く売るという流れを管理する制度であり、これによって安定したお米の生産と供給が実現できました。

より自由にお米の値段を決めようという時代の流れから、現在は政府ではなく、市場がお米の値段を決めるようになったのです。

価格を決める基準が変わってきた

上記で説明したようにお米の値段を政府が管理することで生産と供給のバランスを取っていましたが、現在ではお米の収穫量や美味しさなどでお米の価格を決められるようになりました。

これによって、お米を育てる農家同士が競争し、より美味しいお米がお手頃な値段で売りやすくなりましたが、一方でお米自体の値段は年々上がっています。

では、以前よりも売りやすくなったのになぜお米の値段が年々上がっているのでしょうか。

それにはお米の「等級」が関係しています。

お米のランキングが高いほど値段も高くなる

現在、お米は「食味試験」によって「特A」から「B´」までの5段階にランク付けされます。ランキングが高ければ高いほど、お米の値段も高くなります。

これまで、多くの地域でブランド米が作られており、品種改良により毎年審査を受けるお米の種類は増えています。

つまり、ライバルが毎年どんどん出てくるので、それにつられて値段も高くなるということです。

安いお米にはきちんとした理由がある

上記でご紹介したようにランキング上位のお米の価格は高く設定されているにもかかわらず、スーパーには安い価格のお米も売られています。

では、なぜ安いお米が売られているのでしょうか。それは、ブランド名やお米の産地が表記されていないからです。

ご紹介したように現在のお米の価格には、味だけでなく、ブランドや産地も反映されています。

しかし、安く売られているお米は原料である玄米の産地や品種がバラバラに混ぜられているので、ブランドや産地が値段に反映されていないことも少なくありません。

市場取引による価格決定のデメリット

味やブランド、市場の状況などによってお米の価格を決められるようになりましたが、一方でデメリットも存在します。それは、日本のお米が余ってしまうと、ブランド米であっても非常に安い値段でしか売れなくなることです。

現にお米の消費量が年々減少している日本では、お米の価値がひと昔前と比べてかなり落ちています。こういった状況について、生産者だけでなく消費者も意識していかなければいけません。

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今回はお米が作られる流れと価格が決まる仕組みについて解説しました。

皆さんが毎日何気なく食べているお米には、生産者だけでなく多くの人々が関わっています。だからこそ、より真剣にお米の現状について理解していかなければなりません。

株式会社 森ライスは、未来の環境や健康に配慮した栽培方法で育てたお米を販売しています。ハツシモをはじめ複数の品種を通販でご用意しているので、ぜひお買い求めください。

1kgから販売しているため、お試しとしてもおすすめです。

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